2018-06-03 12:00:00

 ■食事制限が続かない理由

ダイエットに食事制限を取り入れる人は多いと思いますが、やはりこの食事制限が続けられずにダイエットを挫折してしまう人は少なくないでしょう。

とはいっても、ある程度の減量を目標にするのであれば、食事制限なしで運動だけでダイエットをするというのは大変なことです。

食事制限と運動をバランスよくすることで、着実にダイエット成功に近付きたいのが本音ですよね。

では、そもそも食事制限が続かない原因を考えてみましょう。

食事制限が続かないのは、満足に食事ができないことへの苦痛やストレスを感じてしまうことが一番の原因だと思います。

毎食の食事でダイエットを意識し、食べたい物も食べられない食生活では、嫌になって挫折してしまうのも当然のことでしょう。

食事制限とはいっても、内容を考えて実行しないと、長く続けるのは困難だということです。

つまり大切なことは、自分で苦痛に感じない程度の食事制限を心掛けるようにするということなのです。

■オススメは夜抜きダイエット

自分で苦痛に感じない程度の食事制限と考えたとき、一食だけ食事を抜くことや、食事を置き換える方法を考える人は多いと思います。

三食は辛くても、一食だけであれば我慢できますよね。

なかでもオススメの食事制限は、夕食を抜くだけの夜抜きダイエットです。

朝食の方が抜きやすい、朝食を抜く方が楽だと考える人もいますが、朝食は一日の活動のエネルギー源となりますし、そもそも三食の中の摂取カロリーの中でも最も低いのが朝食だと思います。

そのため朝食を抜くのはダイエット効果も低く、尚且つ一日の活動に支障をきたすことが考えられるためオススメできません。

その点夕食というのは、その日の活動の終わり時間の食事であることから、あとは寝るだけで済むことや、一日の摂取カロリーの中でも最もカロリー摂取が多い食事であること、夜に食べた物は脂肪になりやすいことを考えても、食事制限にはもってこいの食事と言えるでしょう。

■夜抜きダイエットの方法

では実際に、夜抜きダイエットはどのようにすればいいのかという方法を教えたいと思います。

簡単に言えば「夕食を抜くだけ」のダイエットです。

夕食を抜く代わりに、朝食や昼食は好きな物を食べてもいいですし、必要以上にダイエットを意識する必要はありません。

普段の生活通りの朝食と昼食を食べるようにし、夕食だけは食べないようにします。

夕食を抜くだけといっても、夜になるとお腹が減るという人は多いでしょうし、慣れるまでは辛く感じることもあるかもしれません。

これを乗り越えるためには、夜はできるだけ早くお風呂などを済ませてしまい、早めに就寝することを心掛けることですね。

夜はカロリーのない飲み物などでお腹を満たし、眠るようにするとよいでしょう。

遅くまで起きているほど空腹を感じやすくなるため、せっかく夕食を抜いても夜食を食べたくなることや、お菓子などに手を出してしまう可能性があるので注意が必要です。

夜はゆっくりと胃と体を休ませる時間だと考えるようにしましょう。

■夜抜きダイエットをするときの注意点

夜抜きダイエットをするときの注意点としては、朝食と昼食は抜かずにきちんと食べることを意識することです。

夕食を抜くことに慣れてくると、その他の食事も制限した方がダイエット効果があるのではと、朝食や昼食を控えめにしたり、抜いたりしてしまう人が出てきます。

しかしこれでは、無理な食事制限になってしまい、途中で挫折する結果や、体調が悪くなどの悪影響が考えられます。

そのため、食事制限をするのは夜だけと心に決め、朝食や昼食はしっかり食べることは必ず守りましょう。

反対に、夕食が食べられないからといって、昼に必要以上にドカ食いをしてしまうことや、間食をするようなことはやめてください。

せっかくの食事制限も、昼食や間食のカロリーがオーバーしてしまえば、意味のないものになってしまいます。

朝食や昼食は普通に食べてもいいとはいっても、決して食べ過ぎてもいいという意味ではないので注意が必要です。